宮崎地区社会人サッカーリーグ カップ準決勝

2019.01.27 田野町運動公園


   SANTANA   vs 宮大ウイングス 

2 - 2

0 前半 1

1 後半 0

0 延前 1

1 延後 0

5  PK  4

50分 加藤 龍之介

80分 石塚 優樹(本多 柊吾

[PK戦]

宮大ウイングス ◯  ✕ 黒木 充照

        ✕  ◯ 安山 侑任

        ◯ ◯ 本多 柊吾

        ◯ ◯ 石塚 優樹

        ◯ ◯ 小竹 美来

        ✕  ◯ 畦池 彰


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 8.0 MF 10 小竹 美来 - - 7.5
DF

19

野澤 奏皓 - - 7.0 DF 2 中越 隆太郎 - - 7.5
DF 23

石塚 優樹

- - 8.0

 

         
DF 4

佐藤 良介

- - 7.0            
DF 15 末海 聖也 - -

6.5

           
MF 18

畦池 彰

- -

8.0

           
MF 5 黒木 充照 - -

8.5

           
MF 16 安山 侑任 - -

9.0

           
MF 14 末永 凌大 - 1 6.5            
MF 8 本多 柊吾 - 1 7.5            
FW 30 加藤 龍之介 2 - 8.0            

 

MVP No.16 安山 侑任

RSHでスタメンを飾り後半はSBへ。あの秦皓をもってしても切り裂かれた宮大のサイド攻撃をこの男らしく気持ちで封鎖。そこだけではなく中盤の守りにも加勢しつつ攻撃にも参加。守りで攻撃に活力を体現。「とにかく勝ちたい!」という煩悩が体中からあふれ出てきすぎて早々にフルタイム起用を確信。久々に本能で動く侑任を見ました。


 

GAME ANALISYS

 

レポ遅れてすいません。みんな素晴らしかったので全員の事織り交ぜながら書いてたら本出せるくらい長くなったので削除削除削除ぉ!して書き直しました!

 

 

それではいきましょう

 

 

 

 

 

 

1月27日宮崎地区カップトーナメント準決勝お疲れ様でした!

 

 

 

対戦対手は宮大ウイングスでリーグ2位

 

SANTANAは首位

リーグ戦の直接対決は2-0で勝利

 

そこでのうっ憤を晴らすために勝たなければならない宮大ウイングス

なにがなんでも阻止したいSANTANA

 

自分の中ではどちらかと言うとリーグの覇権争いの意味合いが強かったです

 

 

いくらSANTANAがリーグ戦勝利してもリーグ全体的な見方は宮大ウイングス > SANTANA

 

当然です

 

 

今まで残してきた結果が違います

 

 

これを覆す為にはこの日の勝利は絶対必要でした

 

 

スタメンはこちらです


サブは攻撃で切る小竹美来と守備で切る中越隆太郎でハッキリした2枚のカードを持てました

 

 

前日まで4-1-4-1で決めていたんですが諸事情により4-2-3-1に変更

 

 

よくスタメンを担うメンバーで言えば鮫嶋虎次郎、緒方龍太郎、黒木俊希がいなかった

 

この3名全員が一人で打開できる切れ者達だったので欠場は痛かったがそんなのは関係ありません

 

 

だって勝ったもん!

試合開始からサブの2人がふざけます

 

 

美来「えーこちら実況の小竹。解説は中越さん。宜しくお願い致します!」

 

 

中越「よろしくお願いします。」

 

 

美来「右から攻める緑のユニフォームがSANTANA、左から攻める金と紺のユニフォームが宮大ウイングスとなります」

 

 

中越「はい」

 

 

中越「注目している選手は何番でしょう?」

 

 

美来「そうですね。やはり中央にかまえます全身黒の選手ですかね」

 

 

中越「なるほど」

 

 

いやそれ主審じゃん!

 

あとなんか実況と解説入れ替わってるよ?

 

 

と、私が心の中でツッコミながら試合を見ていると次第に2人とも侍のような顔つきになり黙りだします

 

 

そうなんです

 

 

SANTANAが押されています

 

 

宮大ウイングス恐るべし

 

 

今季中々の攻撃力を発揮したSANTANAだがまぁ展開できない

いや、繋げる事はできているんだが得点の匂いがしない

 

 

この前半かろうじて通用していたのは柊吾の打開

しつこくドリブルからのクロスを繰り返したがこれが一番可能性があった

 

中のDFのミスやSANTANAの入り方次第ではなんとかチャンスに成りえる可能性を秘めたそれぞれのクロスでした

 

 

主導権の6割を握っていた宮大ウイングスの前半

 

12分に先制点を叩き込みます

 

 

右サイドバックを任命されていた秦皓がそのポジションで相手ホルダーと対峙します

 

足を取られたのかやけにあっさり縦突破を許してしまいそのままペナルティエリアに入ったあたりで右足を振りぬかれます

 

これがキーパーけんの手の届かない完璧な軌道を描きフォアのサイドネットに突き刺さりました

前半はこのビハインドを背負いながら打つ手無く終了します

 

 

そういえば美来が失点直後に

 

「SANTANAって逆転勝利ってありますか?こんな展開に強いですか?」

 

この類の質問してきたが答えは「ノー」です

 

 

もちろん今季だけの話なんだけどこの宮大戦を迎えるまでの12試合で相手にリードを許した試合が10節のザッキーズ戦のみ

 

 

この試合は追いつきはしたが逆転はできなかったのでやはり答えは「ノー」

今出場しているメンバーからしたらレアケース

 

 

つまり「苦境」に立たされた状態

 

 

これを跳ね返せると単純に経験値が増すからチームはもっと強くなれるんだよな

 

 

 

ハーフタイムの交代は無しで後半へ入るが5分過ぎに最初の交代を決断

ピッチを出たのは末永凌大

 

 

現役高校生

はにかみ

可愛い

 

 

コイツを表現するのはこの3ワードだがことサッカー中は熱く燃える情熱をその足に乗せ走る

見てください上の写真を。顔もシュッと男の顔になるでしょう

 

 

 

しかしこの日は波に乗れず。常に自分のポジションを迷いながら探していた

私にはそう見えた。まぁこんな日もあるさ!

代わりに入ったのが小竹未来

 

 

この男が試合の毛色を若干変える

キープと散らしのバランスが良く宮大に綻びを作ろうとスキルを見せつけた

 

 

宮大の視点の話で言うと、上手くいっていた前半と同じ目線で後半を戦わせたくなかったのでSANTANAのサイドを担当する4人中3人のポジションをずらした

 

 

RSHにいた侑任をLSBへ

そこにいた聖也をRSBへ

さらにそこにいた秦皓を侑任がいたRSHへ

 

ロケット鉛筆方式です

 

 

この3名のいい所はこの様にポジションを変えられても順応できるところ


そう言えば後半開始直前に秦皓が「(自分右って言われたんですけど左の)柊吾と変わっていいですか?」とピッチ上から要請がありました

 

 

相手と対峙している本人達にしか分からない事があります

それを自分達でかみ砕き吟味し監督に提案する

 

素晴らしいことです

これはキャプテンである畦池や副キャプテンである充照だけに与えられた権利ではありません

皆が思った通りにやらせてあげる事は物理的に不可能ですが最善の対応をしたいと毎回思っております

 

 

そこで私が出した答えは「即OKしときながら15後にやっぱダメ!」でした

 

 

理由は「保険」です

 

 

あそこで秦皓と柊吾まで入れ替わると前半のサイドプレイヤー全てが配置変わりとなります

 

流れを変えたいのはマウンテンマウンテンなんですが流石にリスクがでかかった

 

 

10分だけ我慢してくれと思いながら秦皓に「戻れオラ」と言いました

流れが劇的に変わったわけではありません

 

 

 

ほんの少しずつイニシアチブを五分に戻す作業でした

 

 

 

ただ後半途中にSANTANA中越隆太郎の投入と宮大ウイングスの後半メンバー数人の投入が被る時間帯があったんですがここら辺がエアポケット的に一旦今までの流れをリセットしたかのような感覚を覚えました

 

 

 

すると50分

待望の得点が生まれます

 

 

下の写真はまさにその瞬間のものだと思いますが相手RSBの裏を取りパスを受けた龍之介がドリブルでペナルティエリアに侵入し左足一閃!

 

ボールは低い弾道で逆サイドネットに突き刺さりGOAL!

 

試合終了10分前の同点劇にSANTANA陣営は歓喜

さらにノったのがピッチにいるメンバーでした

 

 

あと1点取って勝利すべく攻勢に出ます

前からのプレスがミスを誘発しこの試合で一番支配できている時間帯がここだったと思います

 

 

しかしそこはやはり宮大ウイングス

 

中々崩れきってくれません

 

 

この頃私はPKメンバーを考察していたんですが本部でなにやら不穏な空気、、、

 

 

 

 

え、延長戦の話しとるやんけ!

 

 

 

んー!まぁそうか!そうだよね!

 

 

一回戦や準々決勝などは60分で決着がつかない場合は即PKなんですが準決は延長しないと何のために決勝戦が別日になってるかわかんないよね~

 

 

そうだよね~

まだピッチでは決着つけるためにメンバーが走ってくれているのに先ばかりを見ている(しかもPK戦と勘違いしている)私がアホなんですが試合は結局1-1で延長戦に突入します

 

 

 

サブ枠は使い切っていましたので交代は無し!

満身創痍の奴もいましたがその不安より逆にあと20分もこんなにヒリつく試合が見れるのかと昂ったのが正直なところ

 

 

 

 

まぁ5分後「やっぱPKがよかったなー!」と思うハメになるんです

 

 

 

 

SANTANAが延長開始直後CKから直接ヘッドを叩きこまれ速攻で失点してしまったからです!

 

 

 

 

まっずーい

 

あの龍之介の得点からのいい流れは完全にリセットされ延長戦の主導権はまたも宮大へ移っていました

しかも早い段階でリードを奪った宮大はリスクを負う必要がないので余裕を持って時間を使えばいい

 

 

 

こんな状況の宮大をいかに焦らせるかなんですがSANTANAは非常に上手かったと思います

 

即死しない程度に徐々に自陣に隙を与えいき攻めさせる、それと同時進行でプレスもかけてミスを探す

 

 

急がないでいい場面で縦に急いだり、キープできる場面でしなかったりってのが宮大に散見されましたので100%の安心感では戦っていないなというのは見てとれました

 

 

 

そして延長20分充照が左斜め45度30mくらいの位置でファールをもらいフリーキックを得ます

 

時間的にもラストプレー

 

 

キッカーは本多柊吾

前半にも似た位置でキーパーに向かいながら逃げていく非常に素晴らしいクロスを上げていた柊吾でしたがこれが布石だったのか更に修正をかけて研磨され鋭くなったクロスをフォアへ提供する

 

 

そこに多数で飛び込んだSANTANAがゴチャつきながらゲットゴール!

 

 

祝福されていたのは優樹でした!

残り5分頃から畦池に命じられ攻撃参加していたCB優樹

 

 

クロスバー直撃のビックプレーもありました

 

 

そこではおあずけ食らうが最後の最後の最後で得点を奪う持ってる漢っぷり

 

 

 

感服いたしました!

 

 

 

 

まさにその直後試合終了のホイッスルが吹かれ決着はやはりPK戦に委ねられることに

一番上の結果欄を見ていただけると分かるんですが外したのは充照ただ一人

 

 

しかも軸足に見せかけた左足で蹴って外すふざけっぷり

 

 

見てください上の写真を

 

 

笑っちゃうくらい外れているでしょう

 

 

しかも一番手で

 

 

どんな心臓しているんでしょうか

 

 

 

ポジティブに捉えるならば「あ、ミツさん外したから俺が外してもそんなに怒られないな」と後に続く後輩たちの気が楽になった

 

それと絶対に一本は止めなくてはならなくなったGKケンに火が付いた

 

 

そう考えるとPKのMVPは充照だったのかとすら思える結果が実際についてきます

 

 

 

 

SANTANA    5   (1本目✕)

宮大ウイングス   4   (2本目✕ 6本目✕)

 

 

6本目ケンのスーパーストップ!

その後畦池が落ち着いて決めこれにて決着!

 

 

80分+PKの死闘はSANTANAの逆転勝利で幕を閉じました

 

 

 

んまぁーーー大変でした!

 

 

常に先手を取られる格好で

 

前半先制点を取られ後半なんとか追いつき

延長戦速攻で失点しまた突き放されたが最後の最後でまた追いつき

挙句の果てにはPK戦まで追いかける始末(充照が一本目で外すから)

 

 

 

それでも勝てました

 

今ならはっきりと言えます

 

 

美来「SANTANAって逆転勝利ってありますか?こんな展開に強いですか?」

 

 

俺「まあな!」

 

 

 

 

宮大ウイングスさんありがとうございました!

50分 加藤 龍之介

80分 石塚 優樹(本多 柊吾

[PK戦]

宮大ウイングス ◯  ✕ 黒木 充照

        ✕  ◯ 安山 侑任

        ◯ ◯ 本多 柊吾

        ◯ ◯ 石塚 優樹

        ◯ ◯ 小竹 美来

        ✕  ◯ 畦池 彰