宮崎地区社会人サッカーリーグ 第4節

2018.7.1 生目の杜(人工芝


  SANTANA   vs 宮崎信用金庫

3 - 2

1 前半 0

2 後半 2


09分 加藤 龍之介(黒木 充照

35分 本多 柊吾(野澤 奏皓

60分 野澤 奏皓


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 5.0 MF 13 鮫嶋 虎次郎 - - 5.5
DF

2

中越 隆太郎 - - 6.0 DF 16 安山 侑任 - - 5.5
DF 18

畦池 彰

- - 6.0

DF

4 佐藤 良介  - - 5.5
DF 23

石塚 優樹

- - 6.0 FW 7 田島 啓央  - - 5.5
DF 15 末海 聖也 - -

5.5

           
MF 25

緒方 龍太郎

1 1

6.5

           
MF 5 黒木 充照 -

6.0

           
MF 19 野澤 奏皓 1 -

9.0

           
MF 30 加藤 龍之介 1 - 6.0            
MF 8 本多 柊吾 1 1 5.5            
FW 17 鍋山 時弥 1 1 5.5            

 

MVP No.19 野澤 奏皓

どこでも高水準にこなすSANTANAの天才はこの日もマルチっぷりを遺憾なく発揮する。CHとしてスタメンに名を連ねると前半から相手を潰し、前にもがんがんフリーランを重ねる。後半頭にアシストを記録するとその後すぐCBに下げられ相手カウンターに備える。追いつかれてしまったラストはLSHに上り試合終了間際の決勝点を叩きこむ大車輪の活躍。キャプテンの畦池が前々から「秦皓が一番サッカーが上手い」と大絶賛するそんな彼がテクニカルで走り回って言われたポジションどこでもやって終了間際に勝ち越し弾を放ったのであれば当然MVPなのである。


 

GAME ANALISYS

降ったりやんだりやんだり降ったりめんどくさい天気の中で行われましたリーグ第4節お疲れ様でした

 

 

対戦相手は宮崎信用金庫FC

 

 

昨年SANTANAは9勝1分けの無敗優勝を達成しておりますがその唯一の引き分け

つまり勝てなかった相手がこの宮崎信用金庫FCさんです

 

 

ぶっちゃけると相性がすこぶる悪いです

 

 

信金さんへのリスペクトを忘れていませんが、力量的にはSANTANAの方が若干上です

なのでSANTANAが攻めて信金がきっちり引いて守り、そしてカウンターという構図になります

 

 

まぁこれが守り切れない

 

 

今節もそのような展開に見舞われました

スタメンがこちらになります

 

 

この陣容に加え安山侑任、鮫嶋虎次郎、佐藤良介、田島啓央の豪華な控えメンバーで万全の体制でした

 

 

スタートポジションのトピックスと言えば

 

隆太郎(なかご)の加入後初スタメン

柊吾が右へコンバート

新加入の時弥がいきなりのスタメンデビュー

 

こんなところでしょうか

 

 

なので右サイドの縦軸は完全に初コンビです(TMで左はコンビあると思います)

 

 

必然的に左の縦軸もスタートポジションといった観点では初コンビ

 

 

そして一番前が新加入の時弥ですから成熟度の高いCB2人と中盤3人の5人を初コンビや新加入のフレッシュな5人が囲む構図になっていました

そういえば最近はヌルッと試合に入る癖が解消されきたような気がします

 

 

この日も開始から若手が得点を奪いにガシガシつっかけながらクリアボールを拾い畦池や充照、そして龍太郎などが落ち着かせる作業

 

 

非常にバランスが良かったと思います

 

 

しかし分かっていた事とはいえ、やはり自陣に引いてきた宮崎信用金庫をどの様に崩すか解決策は見つからないままの空気で10分を迎えた頃

 

 

中央やや左で充照が縦パスを送り、これに時弥が右足を出したが触れなかった

 

 

そこに外からカットインしてきた龍之介が反応しその充照が出した縦のボールをダイレクトでゴールにぶち込む派手な先制弾

他のメンバーももちろんそうなんだけど、この龍之介の献身性には試合を重ねるたびに感心させられます

 

 

この日は今までよりやや大人しかったかもしれませんが、やはり走っていたからこそのゴールだったと思いますし、なんといってもこれでデビュー戦から3戦連発

 

 

チームの主役へとトントンと二段飛ばしで階段を駆け上がっている印象がありますね(侑任がチームに現れた頃を思い出します)

 

 

この先制点から押し気味の体勢は変わらないが中々追加点が生まれない

 

 

引いて守って失点しても前半の内は試合を壊さないように信金にはしっかり対応されたといったところでしょうか

 

 

尻すぼみで前半が終了します

ハーフタイムですが充照から「ボールをもっとつなごう」と指示がありました

 

 

引いた相手の裏は空きにくいのでパスで相手の目線を動かしその間にマークのズレ、ラインのギャップを作り、そこに走ればチャンスもっと作れるよ!

 

 

ってことを要約していたんだと思われます

 

 

特に苦手としているスタイルのチームなので今までとは違う事も試さないといけないし、パスをつなぐ作業は毎週の練習で練り上げているはずです

 

 

やれないことは無い!いやむしろやらんかい状態でしたね

 

 

私的には一試合通じてですが「正確なミドルシュート」が欲しかったですねぇ

 

 

外からのシュートに怖さが無かったのは相手にとっては守り方などプラスに作用してしまっていました

 

 

後半のスタートはメンバーを変えませんでした

 

 

すると相手が倒れてボールを出す出さないのフワッとした空気の中で秦皓からのパスを柊吾が決めます

 

ややラッキーな展開でしたが大きく安堵しました

 

 

が、攻撃と守備の両面で難しい局面が増えたので早めに虎次郎や侑任を投入しテコ入れを図ります

この2人の交代作業が後半7分から11分の間で行われましたがこの間にまさかの2失点を喫します

 

 

2本ともカウンターで右サイドからフォア側へシュートをぶち抜かれた1点目

 

 

そして2点目は相手飛び出しへの対応でケンがペナルティエリアで倒してしまいイエローもらうおまけ付き

 

 

このPKをきっちり決められ試合は振り出しに

 

 

 

ここから試合は外から見てても分かる程度に荒れだします

 

 

この展開は不味いんですが一度気持ちの切れかけた畦池が持ち直し後半中ごろにメンバーに声を掛け仕切り直してくれました

みんな、充照の変顔でも思い出して落ち着こうや

 

 

こんな声掛けだったと思います

 

 

私は思いました

 

 

充照の顔って常に変ですがな!

 

 

 

 

 

SANTANA大ピンチの山場は過ぎ、残り15分は勝ち越し点を狙いに行く時間が多かったのですが中々モノにできず

 

 

残り8分から良介と田島を順次投入しあとは祈るのみ

 

 

すると残り1分

 

 

ペナルティエリア内左側でボールを受けた秦皓がシュートを放つとこれが相手ディフェンダーに当たり軌道が変わる

 

 

ボールはそのままキーパーが反応できない位置に転がっていきゴールイン

 

 

焦りまくったSANTANAを救う勝ち越し点が試合終了間際に決まり、逆に宮崎信用金庫は万事休す

 

 

前節も虎次郎のシュートがリフレクトしてゴールに吸い込まれましたが正しいテクニックと打つ勇気を持っている、そしてサッカーに愛されている奴のゴールですよねこれは

長い長い一文になりますが

 

この試合の総括として、『迎えた大きなピンチに崩れきる事無くメンバーそれぞれが今できる事をやりきり相手の鋭いカウンターを我慢しながら勝ち越し弾を狙い最後の最後でゴールを奪った素晴らしい試合』だったかなと思います

 

 

 

正直上手くいかず納得いかない時間を過ごした選手もいるでしょうがこの試合よりも厳しい試合は今後かならずあります

 

 

次のSOLEO戦だって簡単ではありません

ってかかなりの強敵です

 

 

だけど今節でSANTANAはこういう展開だったからこそ、一つ成長できたんじゃないかと思っています

 

 

宮崎信用金庫FCさんありがとうございました!