宮崎地区社会人サッカーリーグ

カップトーナメント準々決勝戦

2020.01.26 高岡交流プラザ

 

GAME ANALISYS

やっぱりこの人達との対戦は面白い!

どちらかが消滅しない限り我々SANTANAとライバル関係がずっと続くであろう天才集団ザッキーズ

 

通算対戦成績

2勝3敗4分け得失点-1

 

つえーよぅザッキーズ

 

 

そんなザッキーズとは今季はリーグ戦の対戦がありませんでしたので(なぜだろう)この試合が今季初対戦となります

 

 

我々SANTANAはこのトーナメントにおいては2連覇を目指す者としてたとえザッキーズが相手でも王者の風格を見せつけなければなりませんでした

スタメンのトピックとしてはまずキーパーの佑紀がデビュー戦

 

そして尚吾がアンカーの位置に降り龍太郎が1つ上のラインへ

これに関してはお互いの希望と私の思惑が一致したのでGOでした

 

柊吾が前々日の練習で怪我をしてしまいましたが本人の意思確認の元強行出場

 

 

といったところでしょうか

んゴーーーール!!!

 

 

 

開始1分30秒でした

監督の推しメン安山侑任がいとも簡単に先制点を奪います

 

 

まあボールを奪い左からクロスを提供したツネのゴールみたいなものですがその場に走り込んでいた、そして落ち着いて枠内に蹴った侑任も素晴らしい仕事をしたのです

 

 

この先制点の重みを数字で語るなら直近3年間で負けた試合が2試合あってそのいずれも先に失点しています

雑な極論ですがつまり先制点さえ相手に与えなければSANTANAの勝率はグググっと跳ね上がる訳ですね

この先制点でノッたSANTANAは気前よく前線にメンバーとボールを供給していきます

ザッキーズに初めてシュートを撃たれたのが10分でしたがそれまでにSANTANAは5本

 

明らかに押していました

 

そこでらしいゴールで追加点をあげたのが先制点アシストのツネ

中盤でボールを持つとそのまま斜めに20mほどのドリブル突破を敢行

その勢いで右足を振り抜きドスン!

 

うちの大砲は柊吾だけでは無かったなと思い出させてもらった目の覚めるゴールでした

 

 

そのままイニシアチブを渡さず前半は終了

シュート数も上

比例して得点数も上

ただやってる本人達はそこまでの優位性を感じながらは出来ていなかったと思います

 

 

やはりザッキーズのメンバーはミスが圧倒的に少ないし途中スパイク交換でグラウンドをでた龍太郎も「強いです。プレスが早い」と珍しくビックマウスを封印していました

 

 

どうしても得点してほしかったのでもう少し疲弊するのを待つためにサブのマサを温存

前半のメンバーそのままで後半に入ります

やっぱりこのままでは済ませてくれないのがザッキーズ

 

後半開始3分

ザッキーズの素晴らしいミドルシュートがSANTANAゴールを揺らし2-1

 

 

 

プランはくみ取れませんがリードされて折り返した彼らに守る選択肢はありませんので当然これを好機とばかりに攻勢に出ます

 

 

そうなると黙ってないのがSANTANAの攻撃陣でありまして目の前にスペースがあればリードしていようが相手の前線が自陣に残っていようが関係ありません攻め立てるのです

 

 

まさしくノーガード!とまではいかないまでも打ち合いが始まりました

 

ここで異次元の決定力を見せつけたのが緒方龍太郎でした

ツネも柊吾も充照も侑任もチャンスを向かえたが決めきれずぞの場面を作っていたいた龍太郎が自ら最後まで締めにかかります

 

 

38分

まさしく相棒と呼べるコンビになった聖也からのパスを受け冷静にフォアに流し込み3-1

緊張の概念を吹き飛ばすほどの技術をもっているからこその冷静なゴールだったと思います

 

 

この後侑任が左足を痛めたので即アウト

満を持してマサの投入です

 

結論から言うとこの日マサは得点しません

しませんがマサらしい曲者感たっぷりのプレーを披露してくれました

これから場数を踏んさらに相手を苦しめる存在になれると確信しております

 

 

などとマサの事を語りつくす暇もなくまた失点してしまいます

背番号9前田君のシュートが畦池にあたりキーパー佑紀の手の届かない所へ

 

これがSANTANA今季初の複数失点となります

それだけでもこのザッキーズというチームがいかに最高なチームか分かります

 

 

3-2

 

ただ見てるだけならば激熱に面白い試合になりました

 

 

しかしその火を飄々と鎮火したのがやはり龍太郎でした

 

後半は中盤から左サイドにかけてドリブルを中心にし掌握していた彼だがそのままゴールにまで襲いかかる

幾人も転ばせ最後はゴールキーパーが飛ぶ事さえ諦める距離とタイミングでゴロを流し込む

 

 

うわぁとため息が出る様な完璧なゴールにベンチに退いていた侑任も「本当になんなんだアイツは、敵じゃなくてよかった~」と、らしい口調で最大の賛辞を送っていました

 

 

このゴールでザッキーズは心が折れ試合はそのまま終了

 

 

とにかく見ていて楽しい試合でした

もしかしたら全く無関係の人が見ても面白いと感じられるレベルだったかも

 

 

それはとにかく全員がファイターだったからだと思います

それぞれが与えられたポジションで最大限できる事をやってくれていたと思います

 

 

得点数の関係で攻撃陣多めの雑感となりましたが智人志の安定感(こけたけどね)や秦皓のパスカット、佑紀のビッグセーブや尚吾のデュエル勝率などディフェンス側にもポイントが沢山ありました

 

 

だからこそ攻撃陣もあそこまで攻める事ができたのでしょうし

 

 

これで通算成績が3勝3敗4分け得失点+1になりましたね

 

 

完全に五分やんけ!

 

 

ザッキーズさんありがとうございました!

     SANTANA    vs    ザッキーズ  


4 - 2

2 前半 0

2 後半 2

02分 安山 侑任(喜多 恒允

21分 喜多 恒允

 

33分 失点

38分 緒方 龍太郎(末海 聖也

41分 失点

53分 緒方 龍太郎


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 黒木 佑紀
- - 6.5 FW 11 鎌田 政崇
- - 6.5
DF

19

野澤 奏皓
- - 7.0            
DF 18

畦池 彰

- - 7.0            
DF 10

西山 智人志

- - 8.0            
DF 15 末海 聖也 - 1

6.5

           
MF 13

中田 尚吾

- -

8.0

           
MF 16 安山 侑任
1 -

6.5

           
MF 20 喜多 恒允
1 1

7.0

           
MF 5 黒木 充照 - - 7.0            
MF 25 緒方 龍太郎
2 - 8.0            
FW 8 本多 柊吾
- - 7.0            

 

MVP No.25 緒方 龍太郎

この試合はコイツで仕方ないかと。相手を強いと認めたうえでもそのさらに上をいってみせたその豪胆さに感服する。極端に速いわけでも別格に高いわけでもないのに確かな技術が相手を苦しめる。さらに聖也とのコンビも試合をこなすたびに精度を増す。後半は特に使ったり使うと見せかけたりアシストをもらったりでチームの武器となっていた。